バイブレーション効果 エアー効果と振動効果  
 

バイブレーションを伴うエアー排出を行います。
従来製品では難しかった粉体に対してもご利用いただけます。

 
  ●動作原理  
 

(1)ノズルよりエアーを送り込みます。


(2)ヘッド内にエアーが蓄積され、その圧力でヘッドが持ち上がり 、エアーが傾斜面に沿った形で排出されます。(およそ0.4秒)

(3)その結果、直径約40〜60cmの範囲で薄いエアーの層が発生します。

(4)エアーの層が粉体と容器の摩擦力を弱め、斜面に沿う形で全体が下方向へスライドします。

(5)従来型エアーレーションとジェットレーションの比較
ジェットレーション 従来エアレーション
内容物全体が下がってゆく形に近いため、デッドストックがなくなっている。 ホッパー部の摩擦を軽減できないため、容器側面全体でデッドストックを形成してしまう。
 
   
少ないエアー量 少量のエアーで従来製品以上の効果  
 

エアーレーション効果も発生させますが、エア排気量は従来型エアーレーションのおよそ1/3〜1/10。瞬間的に高圧力の状態で排出されるので、少ない量でも従来品と同等、もしくはそれ以上の効果を発揮します。(同時に、ヘッダータンクのご使用もお勧めします。)

エアーに含まれる水分による粉体の固化を最小限に抑えます。

 
     
     
   
簡単取付 取付個所の外側から設置可能  
 


取り付け個所に取り付け穴とフランジを設けていただくだけで、設置から固定まで全て行えます。
製品は単体部品として構成されていますので、万が一の故障や破損の際も交換をするだけの簡単メンテナンス。

いままでエアーレーション効果が不足気味だった個所の補助用としても効果的です。

 
   
比較 群を抜くコストパフォーマンス  
  方式別比較表  
 
  ジェットレーション 電動ハンマ方式 セラミックエアーレーション式 キャンバスエアーレーション式 エアータンク式
効果

内壁面に空気層を形成することにより、一時的に摩擦力を低下させながらエアーレーション効果。

打撃による振動により瞬間的に摩擦力低下を起こす。 金魚鉢のエアーレーションと同じく表面全体より吹き出し、攪拌効果 内部にエアースライドを取り付け、キャンバス上部を下方に移動させる ノズルから瞬時に大量のエアーを吐出。ノズル前方の物体を吹き飛ばす。
取付方法 フランジ溶接
外部から差込取付
外側の座を溶接取付 - -

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メンテナンス 外側から取替え 外側から取替え 内部に入り取替え 内部に入りキャンバス張替え 外側から取替え
騒音 - 打撃音が騒音となる - ルーツブロワー音、内部からの音はほとんど無し。 かなり破壊音あり
取付条件 角錐ホッパーの場合 強制振動であり強度の弱いホッパーなどには不向き エアーの抜ける部分が上方に限定される - -
価格
附帯設備 圧気少量 電気設備及び工事 コンプレッサーもしくはルーツブロワが必要 ルーツブロワが必要 コンプレッサーが必要
総合比較 コストパフォーマンス◎ 効果があるが 手頃であるが効果 実績はあるが、一番大掛かり  
   

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